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返済期間を短くするか長くするか。
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2011.09.13 Tuesday 20:16
返済期間を短くするか、長くするかについてあれこれ。
資金計画を立てる際、あらかじめ返済期間を短く考えると、
利息の負担が減り、ローンのリスクは軽くなります。そのため元金が早く減ります。
返済期間を短く設定するのは、年収に占める返済額があがるため、
借り入れ額が、どうしても少なくなります。
なので、頭金を多く入れるか、物件価格を下げなくてはなりません。予算を下げた分のしわ寄せは、どこに行くかといえば、
たいていは、築年数になってます。
子供のいる家族の場合、必要な部屋数は、減らしたくないですし、
遠隔地になるか、予算を下げて築古物件を買うかということになります。
現在40歳なら、定年までに払い終えるとなれば、
20年返済のローンを組むことになります。20年の返済期間では、中古物件を購入すると、
順調にローンを払い終えたとしても、老後の不安に加えて、
家の老朽化という問題に直面することになります。なので定年になって、やっとローンが完済したとしても、
こちら直したら、今度はあちら直してというように、
頻繁にお金がかかり、退職金でリフォームするか、それとも、新たにリフォームローンを、
組むのかといった悩みが、付きまといます。建て替えを考えても、ローンを組むのは困難ですから、
現金の持ち出しが多くなります。しかし返済期間を長くとってそれなりの借入額を調達して、
新築の家や、丈夫な家を買っておけば、住環境の不安は先延ばしにできます。
もちろん返済期間を短くした方が、利息負担は少なくて済みますが、
短くした分予算を下げざるを得なく、ライフサイクルを考えた場合、
長期に組んで、出来るだけ月の返済額を減らした方が、
リスクを抑えることができます。
なので、長期にローンを組んでおくことに越したことはありません。
不動産担保ローンを組む人の80%は長期のローンを組んでいます。
その上で金銭的に余裕が出た、ローンの繰り上げ返済を、
繰り返していくのが、リスク対策に良い方法です。
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